全面休講に至るまで。
最近更新が滞ってしまい申し訳ありません。
周知の通り、ことねオーボエ教室でも4月12日まで全面休講の措置を取り、現在実施中です。
今日この決断まで、とてもとてもとても悩みました。最後の方は不眠になるぐらい。
3月いっぱいまでは生徒さま個人個人のご判断で受けても良い状況かを決めていただき私たちはお待ちするスタイルにして、ご不安な方は振替等をご利用頂くようにしていました。スタジオも通常通りでしたし世の中の流れに身を任せるような形でのらりくらりとレッスンをし続けていましたが、毎日毎日深刻になる状況を見てビクビクしながら電車に乗ってスタジオに向かい、どうか無事に何事もないようにと祈る日々に、気づかぬうちにだんだんと心が疲弊してきていたようです。
でも、レッスン自体はこんな時にも来てくださった感謝と嬉しさで幸せをひしひし感じていたのですよ💓だからこそ、この大切な時間を失うのが怖くて、皆さまと離れてしまうのが本当に嫌で、こちらから休講と言い出せずここまで来てしまいました。(その他の事情もありますが、これは私個人の気持ちです)
しかし、もうそんなことを言っていられる状況ではなくなりました。スタジオが空いているからといってレッスンをして安全だという風潮であるとふんわり受け取っていてはなりません。スタジオだって皆死活問題なので閉めることが出来ませんよね。うちと同じく苦渋の決断で無理やり開けてくださっています。
レッスンは、3つの密のうち2つを占めているんです。安全なわけがないのですよね。しかも3密と言われる電車に乗って来られるのですからね…💦
肺は命に関わるだけでなく、私たち管楽器奏者にとっても最も大切な器官。若い罹患者で肺に後遺症が残った方もおられるそうです。まだ若い世代の私たち講師はリスクが低いにしても、生徒さまは大人世代も多いのです。生徒さまのニーズに応えるため・自分のこの判断によってに危険を冒して、もしも結果的に生徒さまや講師に何かあっては、元も子もありません。
全面休講にすることの弊害は色々あったので決めきれずにいた中で、とどめの先週末の外出自粛により、もう動かなければダメだと講師・Twitter経由で生徒さまなど・スタジオさま・同業者さまの各所にご相談してみて、結果として今回のような全面休講という形に決めました。
講師たちの声は響きました。こんなことならもっと早く声を聞いてあげるべきだったと大後悔しています。全く収入が途絶えているであろう講師から「休講にしてくれて助かった」と言われて気づいたのは、辛かったのは私以上に講師たちだったということ…。そして生徒さまもキャンセルと言い出しにくい状況にさせてしまっていたかもしれません。ここまで悩ませてしまい、大変申し訳ございませんでした🙇♀️
今後の暮らしへの懸念はもちろんありますが、演奏家は演奏会を自粛してひたすら我慢しているのに、私たち音楽教授業が危機管理せずレッスンをすることで蔓延して収束しなかったら、全てが無駄になってしまいます。我慢のなすりつけ合いみたいですがそうではなく、国が法律上欧州のようなロックダウンは出来ないのですから、国民ひとりひとりの意識によって自粛をしていくことが大切なように思います。
どうか皆さま、ご外出はお控えになって、ご自宅で出来ることを楽しみましょうね♪
コロナ対策に関してはひとまず落ち着きましたので、ブログはこれからちょこちょこまた更新していきたいと思います😊
私は、前を向いています❣️